こんにちは!現役介護職のリョーマです。
介護職は「激務なのに、給料が低い」というのが一般的な認識だと思います。
実際に、私の特養介護職の知り合いで年間昇給がたった月500円だったという人がいました。
しかし、今は高齢者の増加とともに介護職の需要が増えていることや働き方改革による勤務条件の改善で、徐々にではありますが待遇がよくなってきています。
そんな時代背景も踏まえて、今回は介護職が年収をあげる転職術5選をお伝えします。
この記事は、
という悩みを持つ現役介護職向けに書いています。
ぜひ最後までお読みください。
私は実際に準公的機関へ転職し、年収を上げることができました。
目次
介護職が年収をあげる転職術5選

1.転職エージェントを活用しよう

1番手っ取り早いのが、転職エージェントを活用して年収を上げられる転職先を探すことです。
エージェントを利用すれば採用情報の提面接日程の調整や年収交渉までしてくれます。
登録して採用情報や地域の賃金相場を聞いてみるだけという利用方法でもOK。
介護職はどれだけ利用しても無料なので安心です。
- おすすめNo.1 東証1部上場企業が運営「カイゴジョブ」

- おすすめNo.2 人材大手のブランド力「マイナビ介護職」

2.資格をとって大きい法人へ行く

正攻法の転職術ですが、「資格をとる」「大きい法人」を狙って転職するというのがポイントです。
まず「資格をとる」理由は、介護は資格があったほうが転職先の選択肢が広がるためです。
次に「大きい法人」の理由は、年収が高いポジションが用意されていることが多いです。
国は効率的な介護事業運営のため経営母体の大規模化を推奨しているので、今後小さい法人は経営が厳しくなる可能性もあります。
注意点として、社会福祉法人は親族経営が多く、出世できる人が親族だけに決まっている場合があったりするので要注意です。
- 国家資格「社会福祉士」

- 民間資格「認知症ケア専門士」

- 民間資格「タクティールケア」

3.(準)公的機関へ転職する

公的機関や準公的機関は俸給表に基づいて給与が決められます。
簡単に言えば、年功序列と一緒ですね。

公務員の給料は、俸給表で決定されます。
横軸にある「級」とは職務の複雑さや困難さ、責任度合いによって区別され、縦軸にある「号給」とは、職務経験年数による職務の習熟度が給与に反映されます。
この、横軸と縦軸が合わさったところが、支給される給料の額になります。
国家公務員は人事院が定め、地方公務員はそれぞれの自治体で同じような俸給表が定められています。
つまり、公務員に準ずる身分であれば安定して給料が上がっていくのです。
福祉関連の公的機関としては以下のような団体があります。
- 公務員(福祉職)
- 社会福祉協議会(市町村、都道府県、全国)
- 福祉事業団
実際に私は社会福祉協議会でケアマネとして勤務していますが、毎年7000円〜1万2000円程度昇給しています。
公務員試験の募集状況はそれぞれの団体のHPを見るのが確実ですが、情報サイトを活用すると効率よく情報を集められます。
3.副業がOKな会社へ転職する

介護という本業に依存しすぎず、副業をするのも一つの手です。
組織が自分を守ってくれない以上は、自分で身を守っていくしかありません。
働き改革をすすめる国は、2018年1月に厚労省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめるなど、副業を推進しています。
まだ介護業界では一般的ではないですが、これからの時代は副業が当たり前になってくるのは間違いありません。
介護職におすすめ副業
介護職におすすめの副業は「居酒屋でバイト」のような、いわゆる時間を切り売りする「労働集約型」ではなく、ブログ、Youtuberなど自分の知見を発信する「資産型」が良いと言われています。
例えば、ブログでは介護職ブロガー・たんたん氏は月収100万を超えるプレーヤーも出てきています。
無料ブログなら今すぐにでもチャレンジできます。
行動してきましょう。
- 介護ブロガーたんたん氏の本

4.介護を軸に軸ずらし転職をする

年収を上げるには、「介護」を軸に他業界へ「軸ずらし転職」をするのもおすすめです。
簡単にいえば、介護職としての経験を生かし別の業界へ転職することです(厳密に言えば介護職ではなくなりますが)。
これはmoto氏の本「副業と転職のかけ算」に詳しく書いてあります。

著者moto氏よりTwitterで介護職の軸ずらし転職について助言をいただきました!
その超有益なやりとりがこちら。
福祉や介護でいくと、その領域を展開する人材会社とかがあると思います(やりたいか、やりたくないかは別として…)。
— moto / 転職と副業のかけ算 (@moto_recruit) November 9, 2019
https://twitter.com/Ryoma_Sugi/status/1193013401934393344?s=20
SMSやm3の領域はとてもよい気がします。あとは介護用品のメーカーなども良いですね。
— moto / 転職と副業のかけ算 (@moto_recruit) November 9, 2019
https://twitter.com/moto_recruit/status/1193073053833388035?s=20
moto氏の助言を要約すると、介護職からの軸ずらし転職をするなら
- 介護職の人材系会社
- 介護系ソフトを扱うIT企業
- 介護用品のメーカー
がいいという感じですね。
転職を考えている方は参考にしてみてください。
まとめ
改めて、年収を上げる転職術5選はこちら!

ぜひキャリアアップの参考にしてみてください。
私も現状に満足せず、もっともっと高みを目指していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!