人間関係

【徹底解説】介護職の働き方改革!現場でのハラスメント対策集【根拠あり】

こんにちは。現役介護士のリョーマです。

介護士の虐待ケースはニュースで聞くようになりました。

しかし、介護士への虐待とも言えるハラスメントについてはほとんどニュースになりません

それどころか、理解のない上司たちに黙殺されている状況があります。

今の時代に必要なハラスメント対策について中間管理職のごとく板挟みになる現役のケアマネの立場から考えてみました。

 

りょーま
りょーま
今日は介護士に対するハラスメントについて私見を述べたいと思います!

 

介護現場でのハラスメント対策は急務!

なぜ介護業界においてハラスメントが大問題なのか?

介護職の人権を守るために対策をするのは当然ですが、もう一つ大きな理由があります。

介護現場でのハラスメント対策が急務なのは、圧倒的な介護職不足に対して、介護職員を確保して定着させるために業界全体で働きやすい職場作りを行う必要がある為です。

ただでさえ3Kと呼ばれる仕事なのに、ハラスメントが日常的に行われている職場に行きたくないですよね。

介護現場ではセクハラ、パワハラ、モラハラなど、閉鎖的な空間だからこそ起こりやすい環境になっています。

 

介護現場でのハラスメントの実態は?

先日、介護従事者約7万8000人でつくる日本介護クラフトユニオン(NCCU)から「介護現場のハラスメント実態を探ったアンケート調査」の最終報告が発表されました(記事はこちら

 

 

(NCCUホームページより引用)

なんと・・・4人に3人はハラスメントを受けています。

さらに離職要因にも繋がっていて、介護職不足の日本においてハラスメントは大きな問題です。

かくいう自分も叩かれたり暴言は吐かれたり様々なハラスメントを受けてきました。

暴言を吐かれる

包丁を持って暴れている利用者を必死になだめる

 

 

りょーま
りょーま
包丁持っている利用者を必死になだめたこともあります。

 

具体的なハラスメント対策をしよう

1.ハラスメントする利用者を出入り禁止にする

お店にも出入り禁止があるように、利用者の暴力により事業所が利用拒否するのは至極当然のことだと思います。

これは介護士を守る為に、施設として必要な対応!

なぜなら、介護士の離職続けば事業が運営できなくなるというリスクがあり、経営的にも合理性がある判断なのです。

それにも関わらず、「殴られたり暴言吐かれたりは当然のこと。そういう経験をしてきてこそ成長できる」なんて精神論を振りかざす人が介護業界にはたまにいます。

 

もうとっくの昔に時代は変わってます。

「部活中は水飲むな」と言う昭和の熱血先生と一緒

もっと介護士を守る法整備が必要だし、業界全体でそういった機運を高めていかなければいけないと思います。

 

2.悪質な場合は警察へ通報する

2019年、訪問看護のサービスを提供しに来た女性看護師を利用者が薬で眠らせてわいせつ行為をするという前代未聞の事件がありました。

ここまで悪質なケースはあまり聞きませんが、弱者という立場を利用して介護職へわざとセクハラをする利用者も実際にいます。

場合によっては警察へ通報するという断固たる姿勢も必要ではないかと思います。

 

3.包括支援センター・役所に相談する

これが一番現実的で、有効な方法だと思います。

板挟みになっても何とか落としどころを見つけないといけない損な役割をもつケアマネ暴力行為がある利用者がいたら、まず包括・役所に相談しましょう。

抱え込まず、チームケアの視点が必要だと思います。

 

利用者・家族を守る視点も必要

ケアマネとして考えなければいけないのは、ではハラスメントをする利用者をどうするか、という視点だと思います。

 

事業所利用拒否になった後のフォローをする

実際に私のケースでも暴力で老健を出入禁止になり、その後どこの施設も利用できず、家族が自宅で介護する以外の選択肢がなくて家族がひたすら疲弊するというケースがありました。

正直、「心中してしまうのではないか」と心配になる事もありました。

自己責任と言ってしまえばそれまでですが、地域包括ケアシステムの観点から言えば、暴力行為など問題行動のある認知症高齢者・その家族を地域でどうやって支えていくかという事を考えないといけないと思います。

 

認知症利用者の場合は精神・神経内科へ受診する

認知症利用者がハラスメントや暴力行為をする場合は、主治医に相談、場合によっては精神・神経内科への受診が必須だと思います。

ただし、受診をするとほぼ間違いなく薬を出され、薬の効き過ぎでゾンビのように生気がなくなる利用者もたくさん見てきました。

安易に主現場レベルでの対応方法だったり、環境だったり、見直すことはないかを確認するのがまず先だと思います。

 

 

改善策・アイデアを考える

その他に思いつくアイデアを、頭の悪い自分なりにいくつか課題解決策として考えました。

認知症高齢者専用精神病院を作る

問題行動のある高齢者専用病棟みたいな所も必要だと思いました。

精神病院は悪いイメージがあるようで、受診のハードルが高い為、より高齢者に特化して受診がしやすい新しい形の精神病院があってもよいのではないでしょうか。

 

認知症で問題行動のある方に特化した資格や手当、加算

警察や消防同様に危険手当を出してほしいです。

以前いた特養やグループホーム、現在の居宅でも暴力シーンは何度も経験していますし、正直命の危険を感じたこともあります。

介護福祉士×精神保健衛生士の資格を作って、算定できる加算を増やしても良いかと思います。

 

 

まとめ

介護士へのハラスメントに対してケアマネがとるべき行動をまとめます。

まとめ

・ハラスメント利用者に利用拒否を通告

・犯罪行為は警察へ通報も検討する

・まずは役所や包括へ相談する

 

もっと介護職へのハラスメントの問題は社会課題として広く議論すべき問題だと思っています。

この閉塞的な空気を打開するには、現場からどんどん声を上げていくことが必要なのではないでしょうか。

 

りょーま
りょーま
自分はブログというメディアを通して発信していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。