こんにちは、現役介護士りょーま(@Ryoma_Sugi)です。
私は学生時代から介護業界一筋で働いてきましたが、運悪く、
理想の介護を追いすぎて職員が毎月辞めていくグループホーム、
毎日0時近くまでサービス残業がある福祉用具の営業、
と、2か所で超ブラック企業での勤務を経験。
壮絶な転職活動を経て、現在土日祝休みで年間140日休日が取れるホワイト企業への転職を成功させることができました。
ブラック企業で疲弊している方、待遇が不満の方、職場の人間関係で悩んでいる方・・・たった1分の行動で現状を変えてみませんか?
https://twitter.com/Ryoma_Sugi/status/1134052576695992321
目次
ウェルフェアとはどんなイベント?

概要
会場
毎年名古屋市港区にある「ポートメッセ名古屋」という会場で行われています。
駐車場は1時間500円で平日は1000円、休日は1500円が上限です。
毎年行っていますが、駐車場は入れ替わりがあり、そこまで混まないので車で行っても大丈夫だと思います。
どんな雰囲気?

平日に行くと比較的空いているので回りやすいと思います(写真は金曜日の15時ごろです)。
むしろ、暇を持て余したスタッフに声かけられる率が高いです。
興味がある商品は説明を受けた方が理解しやすいので、スタッフに余裕がある方がしっかりと勉強できると思います。
あと、ボールペンやメモ帳など色々ノベルティが貰えたりします。
最新のトレンド
国際福祉健康産業展へ行って感じたトレンドは、
「テクノロジーの活用」です。
AI、VR・AR、ロボットなど最新のテクノロジーが介護分野にも着実に進出してきていることが実感できました。
もう少し具体的な活用法を挙げると以下のような感じです。
・ケアの質を高める
・コミュ二ケーション
・見守り
・書類記録・作成
・レクリエーション
・デイ送迎ルート作成
・リハビリ
それでは、体験・見学してきた商品を紹介していきたいと思います!
展示商品を紹介
ロボット
コミュニケーションロボット
音声認識を搭載しており、ただコミュニケーションをするだけでなく家電コントロールや時間サポート機能も付いています。
AmazonEchoやApplen HomePodのような「ぬいぐるみ型スマートスピーカー」という感じですね。
ただし、思ったより認識の精度は低く、高齢者が使用するには少し使いにくいという印象です。まだ発展途上という印象を受けました。

ロボット型スマホ
介護機器というよりは、どちらかというとおもちゃに近いですが、音声認識の使い勝手がよくなれば高齢者にとって便利な存在になるかもですね。
普通に見た目がかわいいです(笑)。


リハビリゲーム
足こぎパチンコ
足元にペダルがついており、漕ぐと玉が出てパチンコが遊べる商品。
ペダルは負荷が変えられるようになっていました。
パチンコ本体は実際にホールで使用されていた中古のものを使われているそうです。


テーブル型ゲーム
どちらかというとレクリエーションがメインの商品。
一昔前の喫茶店にあったようなレトロな雰囲気もあり、高齢者に馴染みやすいデザインですね。
大人数でも楽しめるようになっています。
色々なゲームが入っており、脳トレもできるようです。
ただし、導入にあたって価格が100万以上するらしい・・・・。

業務効率化
バイタル自動記録
体温計とタブレットをリンクさせれば自動で記録していってくれる機器。
病院では最近見かけるようになってきた気がしますが、介護ではまだ手書きが多いのが現状だと思います。
かなり手間が減りそうですし、デジタルで保存することで平均値も取りやすかったり、色々なメリットありそうです。

デイの送迎ルート作成
デイの送迎ルートを自動で組んでくれるソフト。
自分はデイの配車を組んだことはないのですが、こういうソフトあれば手間は減りそうですね。

業務用スマホ&タブレット
自分の事業所はまだガラケーを使っていますが、これからの時代はスマホとタブレットは必須かなあと思っています。
介護のソフトをアプリとして入れることで、出先でも情報を確認したり入力できるようになるので、間違いなく業務効率化になると思います。


見守り
施設向けの見守りセンサーです。
開設初期からじゃなくても、介護用ベッドにセンサーを後付けできるようです。
今居室内でどんな状態で過ごしているかが一目でわかるようになっています。
睡眠状態なども把握できます。
施設はどこも人手不足なので、こういった機器で見守り効率化を図ると良いですね。

おまけ
毎年出店されているドライフルーツ屋さん。
時間帯によっては何気にここが一番流行っていたりします(笑)。
福祉機器と何の関係があるかは謎ですが、試食もできたり、買うとおまけも付けてくれたりサービス精神がすごい。おいしかった。

まとめ
東京のHCRや大阪のバリアフリー展など、他都市の同様のイベントと比べると出展数が少なかったり、福祉用具のメジャーなメーカーさんがいないので、若干さみしいですね。
とはいえ、名古屋地区では最大級の福祉機器イベントなので、興味ある方はぜひ行ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!