こんにちは。
現役介護士のりょーま@Ryoma_Sugiです。
先日Twitterでこんなつぶやきを発見しました。
【拡散希望】
2/6に発売された著者「月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方」を10名にプレゼントします!
応募条件は
・このツイートをいいね、リツイート
・このアカウントのフォロー2/16に当選発表します!奮って参加してください pic.twitter.com/W7yyht8L5U
— たんたん@『幸せな働き方』出版 (@tantan4423) February 11, 2020
介護士ブロガーとして有名なたんたんさんのプレゼント企画。
こういった懸賞ものには当たった試しがないので、「今回もだめだろうなあ」とあまり期待しないで応募しました。
ある日、TwitterにDMが来ていて見てみると・・・たんたんさん直々に当選したとの連絡!!
そして後日、本当に送って頂きました。
https://twitter.com/Ryoma_Sugi/status/1231495692088037377
目次
「月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方」はどんな本?

簡単に要約します
この本は「派遣介護士×ブロガー」という働き方で「月収15万円から月収100万円」になった著者の生い立ちからブログ術、お金や生き方のマインドセットなどが実体験を元に書かれています。
随所にミニマリズムの影響が強く出ており、ストレスフリーで生きるための方法やお金の使い方なども書かれていました。
著者の話は一例として書かれているだけで、「既存の価値観に縛られずに、自分の好きなことをして生きていこう」という令和時代の介護士の新しい働き方を提示してくれている本だと感じました。
読後の感想は?
読み終わって、著者の生き方に共感する部分が多くありました。
私も介護職としての最初の給料は18万円程度ですし、ストレスを減らしていく合理的思考やモノは減らすミニマリスト思考など、もちろんブロガーの方など、そのあたりのキーワードで引っかかる方は面白く読めるのではないでしょうか。
介護の専門的な話はあまり出てこないので、介護士の方じゃなくても誰でも読みやすい本だと思います。
著者・たんたん氏(深井竜次氏)について

1993年生まれ。
たんたんの名で活動する介護士ブロガー。
保育士から介護士に転職した島根県在住の現役介護士。介護職の正規雇用の給料や勤務形態に疑問を持ち、派遣社員の道を選択。派遣の仕組みを有効活用しながら労働時間を減らし、介護職専門サイトを立ち上げる。
アフィリエイトブログを運営して約1年でブログ収入100万円を突破。介護の現場に立ち続けながら、介護職のリアルな悩みや問題を合理的に解決へ導くブログを日々更新。
その働き方や生き方が多くのWEBメディアに取り上げられ話題となる。
ブログ「介護士働き方コム」運営。
(本文は本書より、写真は朝日新聞デジタルより引用)
「月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方」から学んだこと

1.副業で好きなことをしよう

筆者は人生の選択肢を広げるために副業することをすすめています。
- 自分の好きなこと、得意なことができる
- 収入源を分散することでリスクヘッジとなる
- スキルが身について仕事の幅が広がる
- 場所を選ばない仕事も可能である
- 自分という商品の価値を上げられる
著者の場合は「派遣介護士×ブログ」でしたが、それぞれが好きな事であれば何でも良いと思います。
例えば・・・
- 料理が好きであれば「訪問介護士×料理」
料理と訪問介護を掛け合わせる事で、プロ顔負けのおいしい料理が作れる訪問介護士という付加価値が生まれる。
⇒Youtubeで介護食を作る動画をアップしてマネタイズ
- 音楽が好きであれば「施設介護職×ミュージシャン」
音楽と施設介護職を掛け合わせる事で、施設のレクで演奏ができたり、イベントでライブもできる介護職という付加価値が生まれる。
⇒高齢者向けアイドル歌手として講演業を行ってマネタイズ
みたいな、感じです。
お金になるかどうかは方法論だと思うので、まずは自分が時間を忘れて夢中になれる「好きなこと」を突き詰めていきましょう。
2.たんたん流ブログ術を学ぼう

本書では月収100万円に至った著者のブログ術が公開されています
- SNSを活用する
- 本業で記事のネタを作る
- とにかく記事を多く出す
- 書くことを習慣化する
- 数字(=結果)を楽しむ
各項目の詳細はここでは割愛しますが、ブログをビジネスとして本気で取り組まれている著者の姿勢が伝わってきてブロガーの後輩として多くの学びがありました。
また、収益化まで時間が掛かっていたとの話もあり、ブログが好きじゃないとここまで本気で継続してできないとも思うので、やはり好きなことを副業にすること大切だと感じました。
3.自分に投資しよう

著者は積極的に「自分への投資」をしようと説いています。
- 気になった書籍はどんどん買うようにする
- 若いうちに旅行へ行き貴重な経験をする
- お金を使ってでも会いたい人に会いに行く
自分への投資をすれば、知見が広がり、収入も増えていきます。
世の中の成功者たちは好奇心旺盛で、いろんな事に挑戦しているのがその証明ですよね。
逆にお金があっても投資を怠ると収入が落ちていってしまう可能性もあるので、自分への投資はケチらずにしていきましょう。
4.ミニマリスト思考を持とう

著者は「ストレスフリー」に生きることを目標にしているそうです。
そのために、人生において嫌なことや興味のないことは徹底的に捨てようと説いています。
- 固定費を削る
- モノを減らす
- 付き合う人を選ぶ
- 完璧主義をやめる
- 過度な労働を削る
- 余計な見栄を捨てる
- 無駄なプライドを捨てる
など、実際に多くのモノやコトを捨てているそうです。
好きなこと得意なことにより時間を割いていくことで、自分たちの人生がもっと豊かになりますよね。
著者は20代で独身ですが、私のように家族持ちでも実践できることもたくさんあります。
- 携帯を格安SIMに変える(固定費を削る)
- 住宅ローンを低金利なネット銀行で借り換える(固定費削る)
- 有給をガンガンとっていく(労働を削る)
- 基本的に会社の飲み会は出ない(付き合う人を選ぶ)
- 車は軽自動車で良い(余計な見栄を捨てる)
特に労働を削るという部分は重視していて、すでに有給を取りまくってトータルの年間休日は140日を超えました。仕事もプライベートも楽しくなった気がしています。
まとめ

本書のあとがきでもありましたが、とてもクリエイティブで、奥が深くて、社会的意義のある仕事である介護職が「底辺職」と言われるのは悔しいです。
著者の言うように、介護業界の実態をもっと世の中に伝え、まず介護職の待遇を改善することが利用者へのサービス(介護)の質を上げることに繋がっていくのだと思います。
介護職がもっと自由に働ける世の中になるように、待っている受け身の姿勢でなく、まずは自分が行動して変わっていきたいと思いました。
とても読みやすく、内容も分かりやすいため、普段読書しない方にもおすすめ。
最後までお読み頂きありがとうございました!